平成22年度の取組み状況
平成22年度において、取組み方針に基づき実施した主な取組みは以下のとおりでございます。
【平成22年度の取組み内容については、こちらをご覧ください。】 ![]()
ライフサイクルに応じたお客さまの支援の一層の強化
外部機関(政府系金融機関、提携コンサルティング会社等)との連携
創業や新事業の立ち上げを考えていらっしゃるお客さまに対して、より高度なノウハウやサービス機能を提供すべく、政府系金融機関などの外部機関との連携強化に取組んでおります。
平成22年度においても、こうした取組みを通じて、様々な業種のお客さまへのご支援を積極的に行ってまいりました。
この結果、「地域密着型金融の推進に向けた取組み(平成22年度)」に掲げる数値目標には、届かなかったものの、外部機関との連携による創業・新事業融資の取組み件数・金額の実績は、17件83百万円となりました。
| 【平成22年度において創業・新事業支援をさせて頂いた主な業種】
製造業1件、建設業2件、小売業4件、飲食業4件、医療業2件、その他サービス業4件 |
|---|
しまぎん成長基盤強化応援ファンドの創設
地域経済の更なる成長に向けて、こうした成長の基盤強化を担われるお客さまの取組みを主体的にかつ幅広く支援するため、平成22年8月に「しまぎん成長基盤強化応援ファンド」を創設(取扱期間:平成22年8月16日~平成24年3月末日)し、成長資金の供給を積極的に行っております。
| 【本ファンドの対象となる事業】
①研究開発 ②起業 ③事業再編 ④アジア諸国等における投資・事業展開 ⑤大学・研究機関における科学・技術研究⑥社会インフラ整備・高度化 ⑦環境・エネルギー事業 ⑧資源確保・開発事業 ⑨医療・介護・健康関連事業 ⑩高齢者向け事業⑪コンテンツ・クリエイティブ事業 ⑫観光事業 ⑬地域再生・都市再生事業 ⑭農林水産業、農商工連携事業 ⑮住宅ストック化支援事業⑯防災対策事業 ⑰雇用支援・人材育成事業 ⑱保育・育児事業 |
|---|
平成22年度においては、ファンド創設以降、介護関連業の設備資金等を中心に、本ファンドを積極的に活用してまいりました。
この結果、取扱件数・金額の実績は15件1,134百万円となりました。
【詳細はこちらをご覧ください】
しまぎんビジネス情報仲介制度
お客さまの経営体質の改善や営業力の強化に向けたご支援策の一つとして、平成16年度より「しまぎんビジネス情報仲介制度」を創設し、お客さまのビジネスマッチングに係るニーズにお応えしております。
| メニュー | 内容 |
|---|---|
| ISO認証取得支援サービス | ISO取得希望者に対するコンサルティングサービスの提供 |
| Pマーク取得支援サービス | Pマーク取得希望者に対するコンサルティングサービスの提供 |
| コンビニ収納サービス | コンビニでの代金支払いサービスの提供 |
| ALSOKの危機管理体制構築サービス | 各種セキュリティサービスの提供 |
| セコムセキュリティサービス | 各種セキュリティサービスの提供 |
| 北陽警備保障セキュリティサービス | 各種セキュリティサービスの提供 |
| ファミリーマートへの顧客紹介サービス | コンビニ開業希望者への出店紹介 |
| 研創のデジタルポスター顧客紹介サービス | 液晶ディスプレイを利用した広告媒体の紹介 |
| JCR中堅・中小企業格付サービス | 格付取得希望者に対するコンサルティングサービスの提供 |
平成22年度においても、本制度を活用し、お客さまへの様々なニーズに迅速かつ的確に対応してまいりました。
この結果、「地域密着型金融の推進に向けた取組み(平成22年度)」に掲げる数値目標には、届かなかったものの、本制度のご利用先の実績は、13先となりました。
事業承継やM&A等コンサルティングサービスに関する顧客紹介業務の取扱開始
後継者問題にお悩みのお客さまに対する支援態勢を強化するため、この分野で高度な専門知識を有する「みずほ証券株式会社」へご紹介させていただく顧客紹介業務の取扱を平成23年6月より開始いたしました。
お客さまの事業再生支援の取組み事例
小売業を営まれるお客さまが、事業不振により買掛金支払いが滞ってきたことから、商品の仕入れが困難となり、周辺地区のご高齢の方を中心とした、地域住民の皆さまへの生活物資の供給が危機的な状況となっておりました。
こうした状況に鑑み、当行は外部機関を交えてご支援策を検討した結果、新たな仕入先の確保や販売手段の拡充策等を講じることにより、経営改善が図られると判断し、具体的な経営改善計画の策定をご支援させて頂くとともに、この拡充策の内容について具体的にアドバイスさせていただきました。
併せて、当該地域での生活物資の供給を安定させるため、外部機関との協調によるご融資や既存のご融資返済にあたっての元金据置措置を実施することにより、未払いとなっていた買掛金を清算するなど、このお客さまの資金繰り安定化をお手伝いさせていただきました。
こうした取組みの結果、当該地域での生活物資の供給が回復し、将来に亘る供給停止の懸念も払拭されました。
事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業のお客さまに適した資金供給手法の徹底
不動産担保・個人保証に過度に依存しない融資の徹底
不動産担保・個人保証に過度に依存しない融資の徹底に向けて、各種のビジネスローン商品をラインナップし、お客さまの様々なニーズにご対応しております。
| 商 品 名 | 内 容 |
|---|---|
| ビジネスローン・サポート | 島根県・鳥取県信用保証協会による保証付商品で、スコアリングモデルを活用した事業 |
| ビジネスローン・サポート+プラス | 中国税理士協同組合との提携商品で、スコアリングモデルを活用した事業性ローン |
| ビジネスローン300 | ㈱オリエントコーポレーションによる保証付き商品で、個人事業者向けの事業性ローン (貸借対照表が未作成の事業者の方や、白色申告の方もお申込みできます。) |
| ビジネスローン300Ⅱ | 無担保の商品で、法人又は青色申告で貸借対照表・損益計算書を作成している個人事業主もお申し込み可能な事業性ローン |
また、多様化するお客さまのニーズに対応するため、動産・債権譲渡担保融資(ABL)等にも積極的に取組んでおります。
平成22年度においても、こうした商品等への取組みを積極的に推進してまいりました。
この結果、ビジネスローン商品については、「地域密着型金融の推進に向けた取組み(平成22年度)」に掲げた数値目標には届かず、取扱件数・金額の実績は、35件金額145百万円に留まったものの、動産・債権譲渡担保融資(ABL)については、数値目標を上回る、8件1,004百万円の取組み実績となりました。
私募債の受託状況
お客さまに適した資金供給手法の徹底策の一環として、一定の財務基準を満たす「優良企業」のお客さまを対象として、私募債発行のご支援を行っております。
この私募債は、当行が単独又は島根県信用保証協会様等と共同で、保証を行う保証人、及び発行事務を行う財務代理人を担うものです。
| 年 度 | 発行実績(総額) | |
|---|---|---|
| 平成19年度 | 4社 | 3億円 |
| 平成20年度 | 4社 | 2億2千万円 |
| 平成21年度 | 2社 | 1億円 |
地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献
しまぎん経営アカデミーの開催
地域経済の将来を担う若手経営者の皆さまの育成支援を目的とし、平成18年度から、外部機関(株式会社タナベ経営)と連携し、「しまぎん経営アカデミー」を開催しております。
平成22年度においては、業種を問わず関心の高い「人材育成」をテーマとしたセミナーのほか、ゲスト講演や優良企業視察も取り入れ、内容をより充実したものとした結果、様々な業種の皆さまにご参加頂きました。
| 開催年度 | 参加数(業種別参加数) | |
|---|---|---|
| 平成18年度 | 30社32名 | (建設業:7社7名、サービス業:5社5名、食品製造業:3社3名、その他製造業:3社5名、運送業:1社1名、印刷業:2社2名、卸売業:7社7名、小売業:1社1名、リース業:1社1名) |
| 平成19年度 | 27社33名 | (建設業:7社7名、サービス業:4社6名、食品製造業:3社4名、その他製造業:3社6名、運送業:1社1名、印刷業:1社1名、卸売業:5社5名、小売業:2社2名、リース業:1社1名) |
| 平成20年度 | 17社19名 | (建設業:6社7名、サービス業:5社5名、食品製造業:2社3名、その他製造業:1社1名、運送業:1社1名、印刷業:2社2名) |
| 平成21年度 | 20社22名 | (建設業:5社5名、サービス業:5社5名、食品製造業:2社2名、その他製造業:2社4名、印刷業:3社3名、卸売業:1社1名、小売業:2社2名) |
| 平成22年度 | 21社23名 | (建設業:7社7名、サービス業:2社2名、食品製造業:1社1名、その他製造業:2社4名、運送業:2社2名、印刷業:3社3名、卸売業:1社1名、小売業:3社3名) |
平成22年度の開催回数は6回となり、「地域密着型金融の推進に向けた取組み(平成22年度)」に掲げる数値目標を達成致しました。
今後も、地域密着型金融の更なる推進に向けて、このような取組みを継続するとともに、内容をさらに充実させてまいります。






