平成13年9月期の預金・貸出金・収益の主要計数は以下のとおりです。
平成12年9月期 | 平成13年9月期 | |
---|---|---|
預金残高 | 288,022 | 287,552 |
貸出金残高 | 219,263 | 215,517 |
業務純益 | 580 | 629 |
経常利益 | 313 | 341 |
中間利益 | 181 | 202 |
前年同期比では、預金は、基盤となる個人・法人のお客様の預金が順調に増加しました。貸出金は、お客様の借入のご要望の低下等により減少しました。
資金運用の効率化、経費の削減等ローコスト体質の構築努力をしました結果、業務純益、経常利益、中間利益とも増益となりました。
今後も一層の効率化を推進し、黒字体質のさらなる強化を図ってまいります。
自己資本比率とは、銀行の健全性・安全性の重要な評価基準のひとつで、銀行の総資産に占める自己資本の割合を示すものです。
当行は、平成13年9月に第三者割当増資を実施し、自己資本の充実を図りました。
増資前の資本金 | 50億円 |
新 資 本 金 | 64億円 |
---|
現在、当行のように国内基準の対象となる銀行においては、その数値が4%以上であることが求められております。
平成13年9月末における当行の自己資本比率は、国内基準の4%はもちろんのこと、海外店舗を持つ銀行の基準(国際基準)の8%も余裕を持ってクリアしております。
平成12年9月期の実績値:7.86%
13年3月期の実績値:8.13%
13年9月期の速報値:8.55%
金融再生法に基づく資産査定開示額(貸出金及び支払承諾等貸出金に準ずる債権を対象)は下記のとおりです。
債権の区分 | 平成12年9月期 | 平成13年9月期 | |
---|---|---|---|
1 | 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 4,097 | 3,063 |
2 | 危険債権 | 5,474 | 4,223 |
3 | 要管理債権 | 3,023 | 5,948 |
小 計 | 12,595 | 13,235 | |
合計(資産査定対象資産)に対する小計(不良債権部分)の割合は | 5.61% | 5.86% | |
4 | 正常債権 | 211,587 | 212,346 |
合 計 | 224,182 | 225,581 |
※上記に対する引当の状況は以下のとおりです。
担保等(2,571百万円)を除く無担保・無保証部分に個別貸倒引当金(492百万円)を引当て100%カバーしております。
担保等(2,303百万円)を除く無担保・無保証部分に個別貸倒引当金(1,597百万円)を引当てております。
過去の貸倒実績率に基づき、313百万円の一般貸倒引当金を引当てております。
過去の貸倒実績率に基づき、245百万円の一般貸倒引当金を引当てております。
銀行法に基づくリスク管理債権額(貸出金のみを対象)は下記のとおりです。
平成12年9月期 | 平成13年9月期 | |
---|---|---|
破綻先債権額 | 2,838 | 1,671 |
延滞債権額 | 3,471 | 3,417 |
3ヶ月以上延滞債権額 | 42 | 70 |
貸出条件緩和債権額 | 1,103 | 7,284 |
合計 | 7,455 | 12,444 |
貸出金に対する割合 | 3.40% | 5.77% |
リスク管理債権額は全体では増加しておりますが、これは債務者を支援し再建していくため金利減免や返済期間の延長を行った貸出条件緩和債権額が増加したためであり、将来、再建がなった場合、正常な債権となりうるものです。
これに対し、破綻先債権額は、1,167百万円減少し1,671百万円となっております。
当行では、経営理念としております「地域社会との連帯を深め、豊かな発展に貢献する」を実践するべく、「児童活動支援制度」の実施や、企業ボランティアの実践に取組んでいます。
当行では、各営業店において、地域とのかかわりを重視した地域行事等への参加、社会福祉、環境清掃等の地域ボランティア活動に積極的に取組んでいます。
(平成13年度 前期贈呈式 贈呈式の風景はこちら)
現在も募集中ですので、詳しくは最寄りの当行本・支店もしくは、わんぱく応援団事務局(業務企画グループ)までご連絡ください。
<注>
上記のいずれのサービスについても、時間外・休日利用手数料は必要となります。
地域NO.1の窓口づくりを目指して「さわやか運動」を展開中です。
ご来店頂いたお客様をさわやか挨拶と笑顔でお迎えしております。
また、毎月20日はさわやかあいさつデーとして、全店で様々な催しを行いお客様から好評を頂いております。
今後も、お客様が気軽に来店され、気軽に会話ができる窓口づくりを目指してまいります。
平成13年11月
島根銀行 業務統括本部 業務企画グループ